糖尿病の予防





糖尿病の予防に食事おすすめ本





スポーツ界も試合や大会の中止... その後、弟子の十両･隆の山が糖尿病治療のため鳴戸親方へ処方されたインスリンを自らに投与していたことが判明 ...つづき･･･

(引用元：この記事の著作権は、毎日新聞に帰属します。)



... 香りや食材として健康増進のため活用する考え。来年3月下旬の開園を目指している。　施設は本年度から、和歌山健康センター「熊野で健康ラボ」（本宮町）が運営を始めた。 ...

…つづき

(この記事は和歌山（紀伊民報）から引用させて頂きました)



糖尿病 食事のお悩み解消

またまた糖尿病について質問させていただきます。父は糖尿病で、母が食事制限や甘いものをとらないようにしてるのですが、 父は間食したがったりたくさん食べたがったりします。普通の人ならお腹が空いたりするのは血糖値が低くなるからだと思いますが、糖尿病の人は血糖値が低くなるからお腹が空く訳ではないのでしょうか？低血糖になることはないのでしょうか？





- 回答 -

血糖値が低くなるからお腹がすく場合もありますし、実際には大してお腹がすいている訳でもないのですが、今までの習慣で食べたがる（自分で空腹になってると思い込んでる）場合があります。



空腹時の血糖値は、正常値の上限は１０９、下限は８０です。

通常、深刻な低血糖症状は血糖値が５０を下回ったあたりから発生します。

ところが高血糖が続いている場合、体はその状態に慣れて、それが「普通」になってしまいます。

すると、例えば血糖値が３５０あったとして、そこから２００に血糖値が下がると、数値自体は正常値上限をはるかにオーバーしていますが、落差が１５０と大変に大きい為、強力な空腹感やめまい等、低血糖もどきの症状を起こす事はあります。



もっとも、血糖値が３００オーバーになるような人間は、低血糖もどきになれるほど血糖値を下げる能力は、大抵失っているのですが。



糖尿持ちで自分を甘やかす人間の切り札は、病院から指導されるカロリー指導に基きます。

つまり、１日のカロリーとそのバランスに気をつければ何を食べても良い、と言う内容です。

糖尿病予備群、あるいは血糖値がちょっと超えちゃったくらいの軽度糖尿病なら、決して間違ってはいません。

過去のご質問を確認させて頂いたら（自分で回答してびっくりしましたが）、血糖値が３００を越えるとはかなり深刻、こうなると「カロリーとバランスを守れば何を食べても良い」は通用しません。

ここまで血糖コントロールが悪いなら、やってはいけない食事法が２つあります。

「血糖値を急上昇させる食事」と「血糖値が下がらない食事」です。



「血糖」とは血液中のブドウ糖の事ですが、カロリーを持っている３大栄養素、炭水化物・脂質・蛋白質の内、直接ブドウ糖になるのは炭水化物だけです。

どれほど低カロリーにまとめても、その内訳がほとんど炭水化物では、ドスゴイ勢いで血糖値が上昇します。

例えば、カロリー的には非常に優秀な春雨ですが、血糖値の上昇では話が別です。

お手軽で脂っこくないのでさっぱりしたお茶漬けとかそうめんとか、炭水化物ばっかりの食事は血糖値を急上昇させます。



血糖値を急上昇させるのは炭水化物偏重の食事でしたが、血糖値が下がらない食事は食事回数の問題になります。

実際、１回の食事量を減らし、その代り回数を増やす事で食事制限を成功させよう、と言う考え方もあります。

でも、少なくとも血糖コントロールがお話にならないほど悪いあなたのお父様の場合、それはダメです。

間食はＮＧになります。

無論間食をするとカロリーオーバーになりがちなのもそうですが、真の理由は、ただでさえ食事をして血糖値が高い状態なのに、ここで間食をしてさらに血糖値を上乗せすると、対抗措置としてすい臓がインスリン追加分泌を強要されるからです。

すい臓は意外に根性のない臓器で、あまり高血糖が続くとインスリン分泌ができなくなります。

最終的には破壊に進み、こうなるといくら血糖値が下がっても、インスリン分泌能力は完全復活しません。

１０％の破壊なのか、５０％の破壊なのか、程度の差があるだけです。

食事間隔は大体５時間程度あける必要があり、そうすると１日の食事は３回くらいになってしまいます。

極力タイミングはこの３回に固定、他の時間帯では食べないようにしないと、本当に合併症が待っています。



（この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました）